プーラン(布朗族)

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bulang zu Blang ethnic minority group
人口は8.23万人、雲南省には約8.1万人いる。主にシ−サンパンナのモンカイ県の西定、巴達の山地に集り住んでいる。この地域は有名なプー普洱茶の産地の一つである。そのほか景洪、臨滄地区の雲県、双江、鎮康、永徳、耿馬、と思茅地区の瀾滄、景東、墨江などの県に分布している。

プーラン族の人びとはプーランの言語を使用し、この言語は南アジア語系、バングラデシュ・カンポジア語派、プーラン語分支に属し、プーラン、アルワ族の方言がある。一部のプーラン族の人びとはタイ族の言語、ワ族の言葉あるいは漢語を話すことができる。プーラン族には自民族の文字がなく、一部のプーラン族の人びとは漢語、タイ族語が話せる。以前、大多数のプーラン族の人たちは小乗仏教を信仰していた。

桑刊祭は清明節後十日ぐらいでプーラン族の一番盛大なお祭りである。プーラン族の人々はほとんど仏教を信仰するのでお祭のあいだたくさんの仏事活動を行う。太陽を迎える儀式のほか、団体で仏寺へ砂積み、仏のほこり浴びり、水掛けなどの活動も行なわれる。そのほか、歌舞と藤球を蹴る試合を催す。これらの活動はタイ族のとだいたい同じである。
プーラン(布朗族)−雲南少数民族