ラフ族(拉祜族)

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lahu zu lahu ethnic minority group
人口は41.1万人、雲南省には40.8万人あまりがいる。主に瀾滄、孟連、耿馬、滄源、モンカイ、西盟などの県に分布している。ラフとは火で虎の肉を焼くという意味なので、ラフ族は“虎狩り民族”と呼ばれている。 ラフ語を使用し、この言語は漢・チベット語系、チベット・ミャンマー語派、イ語分支に属する。拉祜納と拉祜煕の二つの方言がある。ラフ族はなが年漢族、タイ族と仲良く付き合ってきたため、大多数のラフ族の人びとは漢語とタイ族の言葉を両方とも話せる。ラフ族は以前から欧米の宣教師が作ったローマ字のような文字を使っていたが、1957年、これまでの文字を基礎として表音文字のようなラフ文字を作った。20世紀50年代以前、ラフ族の人たちは多神原始宗教を信奉していた。大乗仏教が伝わってから、大乗仏教がはやるようになり、少数はキリスト教あるいはカトリックを信奉している。ラフ族は悠久な歴史を持つ民族である。そしてイ族、ナシ族などの民族と同じように古代の羌族と同じ祖先をもち青海チベット高原から絶えず南へ移住する中で形成された民族である。ラフ族の社会の発展はアンバランスで、20世紀40年代に大部分の地域が封建領主あるいは地主経済に入ったが、原始社会の残存をのこした地域もまだ一部にはあった。立ち遅れた耕作法を取っていた。

ラフ族は歌と踊りが好き、音楽の調子が多い。舞踊の特徴は全部足踏み動作で左だけへ揺れたり動かすものである。お祭りのたびに人々は楽しく集まり、いっしょに歌いながら踊り、徹夜して朝になる。ラフ族のお祭りは松明祭り、新米の献上祭、年礼祭、端午祭などがある。そして、立夏の日になると、太陽の神様をも祭る。

ラフ族−雲南少数民族