ヤオ族(瑶族)

ホーム 少数民族
yao zu Yao ethnic minority group
人口は213.4万人、云南省には17.3万人あまりある、おもに河口、金平、馬関、富寧、文山、麻栗坡、邱北、元陽、緑春、 紅河などのところに分布している。そのほか、モンナ、景東、江城なとのところにも少数に分布している。 ヤオ語を使用する。ヤオ語は漢語・チベット語系のミヤオ・ヤオ語族ヤオ語分支として分類されている。ヤオ語は3種類の言語の総称で、ミェン (勉)語、プヌ (布努)語、ラキャ (拉珈)語という三つの方言に大別されている。各地のヤオ族の人たちの間では言語の差異が大きく、お互いに言葉が通じないくらいである。ヤオ族の人たちは日頃チワン語と漢語を使用することができる。自民族の文字は持たず、漢語の文字を使用している。ヤオ族の宗教信仰は比較的複雑で、自然崇拝とトーテム崇拝を行っている人もいれば、道教を信奉している人もいる。 ヤオ族のお祭りは多く、春節、元宵節、清明節、端陽節、干巴節、新米節、目蓮節などが ある。盤王節は(達努節、ヤオ年節ともよばれる)最大のお祭りである。ヤオ族のひとびとはうたをうたうことがすきである。おまつりやお祝いの日になるとみんなはうつくしい歌をうたうのである。
ヤオ族(瑶族)−雲南少数民族