世界一の大峡谷

虎跳峡
こちょうきょう

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虎跳峡は麗江から北に約50km、金沙江(長江)から尾根までの標高の差が3000メートル以上もあり、世界でもっとも深い渓谷のひとつである。両岸の間は狭いところで30mしかない、虎が向こう岸へ飛び越したと言う伝説からこの名がついた。川の流れも非常に激流で、落差は300mにもなり、北には標高5396メートルの哈巴雪山、南には5596メートルの玉龍雪山とその連峰が聳え立ち、晴れた日の眺めはすばらしい。

虎跳峡トレッキング
虎跳峡トレッキングで一番楽しめたのは、ハーフウェイ・ゲストハウスの裏からほぼ一直線に哈巴雪山方面に登るルートがあり、その登山道沿いに約6時間かけて標高3800メートルあたりまで登った日帰りハイクである。往復で約8時間かかり、ゲストハウスの標高は約2400メートルなので、3000メートルを越えたあたりからは高度の影響で、頭がふらふらして息を整えるのにも努力が必要となった。しかし、普通の登山道からは他の山に隠れて見えなかった雪山が姿を現し、つつじ科の花々が花盛りで、休憩を取るたびにこの周りの美しさに息を呑まされた。

虎跳峡トレッキングのルートには、いくつかのオプションがある。大具村から橋頭村まで数日間歩くオプション(1)、これを逆に歩くオプション(2)、橋頭から歩きまた橋頭まで戻るオプション(3)だ。虎跳峡全てを歩いてみたい場合は(1)か(2)のオプションとなるが、トレッキングを終えた後の交通の便を考えると、(1)の方が断然便利である。トレッキング開始日は大具へも橋頭へも、朝早くから麗江発のバスがある。しかし午後のバスは橋頭からはかなり頻繁に5時頃まで(6時半という話もある)麗江へ戻るバスが出ているが、大具からは朝の8時の後は、運がよければ午後1時半にバスが出るだけである。なので、大具の町に不必要に1泊せざるをえなくなる可能性が高い。

虎跳峡−麗江旅行
 

虎跳峡−麗江旅行