歴史的価値の高い建築物が多い

建水古城
けんすいこじょう

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建水は古くは臨安と称し、昆明から南へ約210キロ離れている。建水の町には歴史的価値の高い建築物が多い。べトナム国境に近い南方の町に、あまり知られていないが天安門によく似た建物がある―朝陽楼。(これは建水のシンボルとして町の中心に鎮座する。実は、朝陽楼が北京の天安門より20年ほど早い、明代の1389年に創建されたものである)大理と並び、明・清時代に交易で栄えた歴史の町。文廟(孔子廟)は全国でも第2の大きさを誇る壮麗なものだし、清代の繁栄ぶりを示す朱家花園、張家花園と言った民居群も今に残っている。この町を歩いていると、まるで当時から時が止まっているかのような錯覚に陥りそうになる。今も昔日の権勢を雄弁に物語っている。観光化も進んでおらず、素朴な風情の中に都市の栄枯盛衰を見つけることができる。

建水古城−紅河旅行


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