一、中国概況
◆国名:中華人民共和国。略称「中国」といいます。アジアの東部、太平洋の西部に位する国である。東部海
岸の平原地帯から西に平原地帯からにしだいに高くなっており、東部36%が平原と丘陵、西北の34%が高
原、西南の30%が山脈となっている。
◆首都名 :北京
◆国の国旗は五星紅旗である。国章の中央は五星に輝く天安門。まわりに麦穂と歯車が描かれている。
◆国土の総面積は約960万平方キロ。(日本の約26倍)。
◆人口:約13億人(日本の約10倍である)。
◆行政区画は、全国を23の省、五つの自治区、四つの直轄市に分けている。
◆住民:漢族約92%、他に55の少数民族。
◆世界第3位の広大な国土に世界第1位の膨大な人口をかかえ、約五千年におよぶ悠久の歴史を誇る。
◆気候は複雑多様で、熱帯、亜熱帯、温帯、さらに寒帯まであるが、ほとんどの地区は温帯に属している。年
間の雨量は、東南の1500ミリから西北に向かうに従って減少し、最小50ミリとなり、そのほとんどが7月、8
月の夏季に集中している。気温は10月から3月にかけて北からの風が吹き、空気が乾いて寒さが厳しいが、
南に向かって弱まっていく。そのため、東北地方のハルピンと南方の広州とは30度も違うときがある。4月から
9月にかけては、太平洋の湿った空気が入り込み、夏は高温多湿となる。地域差が著しい。
◆万里の長城、シルクロードをはじめ無限の砂漠や神々の座ヒマラヤなど、その魅力は奥が深く、気候と風
土が生み出した料理や漢方薬剤が広く世界に知られている。
◆言語 漢語(北京語が共通言語としてほとんどの地域で通用する)、他に各少数民族語。漢語の文字は漢
字であるが、現在では簡体字が使われている。これは画数の多いことや、表態文字であるためにその発音
をいちいち覚えなければならなかったその欠陥を補うものとして使われるようになったのである。
◆時差 日本時間-1時間 GMT+8時間
◆宗教 仏教(ラマ教を含む)、イスラム教、キリスト教等
二、入国・税関
外貨はUSD5,000、現地通貨は現金で6,000元相当まで(超過分は申告要)。
たばこ400本、酒2本(1本0.75リットルまで)、香水適量(個人使用分)は無税。
滞在が6ケ月以上の場合は、たばこ600本、酒4本(1本0.75リットルまで)まで無税。
ポータブルビデオレコーダー、ワープロ、ビデオカメラは各1台まで持ち込み可。
武器、火薬、中国の秩序に反する印刷物、未現像フィルム、果物、トマト、赤唐辛子などは輸入禁止。
骨董品は入国時申告要。
三、出国・税関
外貨は入国時申告額(超過分は申告要)、現地通貨は現金で6,000元までは持ち出し可。
たばこ製品は4カートン(個人使用分)まで持ち出し可。
骨董品を持ち出し予定の場合、滞在中文化遺産課の許可書添付要。
四、お金に関すること
通貨 1元(Yuan)=10角(jiao)=100分(fen)
紙幣:100・50・20・10・5・2・1(Yuan) 5・2・1(jiao)
硬貨:1(Yuan) 5・1(jiao)
両替:各地国際空港、 四つ星以上のホテル(毎日24時間)、 市中銀行/09:00-17:30(月-金)
五、クレジットカード
中国で使用可能クレジットカードの種類
VISA、MASTER、JCB、AMEX
などのカードは大都市のホテル、大きなレストラン、商店などでは使えるが、使えない地域もある
クレジットカードで現金を引き出す
中国国内にある現金自動支払機(ATM)を使って、または中国銀行の外為、両替窓口でクレジットカードを用いて現金を
おろすことができる。この場合、キャッシングローンと同じような計算扱いとなり、カード利用分決済時に4%ほどの利息的な
手数料を取られる。その利息額は、引き出し日と振替日までの日数、下ろした金額によって決定される。中国銀行の窓口で
お金を下ろす場合はカードとパスポートを持参し、本人が出向くこと。
六、現地について
◆水:水道水は飲用不可。ミネラルウォーターを飲むこと。
◆中国のゴールデンウィーク
1995年、中国では週休二日制が始まった。1999年、さらに一年に3回の長期休暇(七連休)がスタートした。
中国人にとって最も重要な三つの祝日は、春節(旧正月)、「五・一」(メーデー)、「十・一」(国慶節)である。
2008年からゴールデンウィークは春節(旧正月)、「十・一」(国慶節)になりました。
もともとわずか数日の祝日だったが、ウィークデーと週末を調整することで、一週間の長期休暇になった。
長期休暇のたびに、中国全体がまるで巨大な遊園地のようになる。鉄道や飛行機は、搭乗率が100%を超え、
多数のホテルは予約でいっぱいになり、観光、商業、通信、飲食、エンターテイメントなどの業界は、業績が一気に
上がる。七連休のことを人々が「黄金週」(ゴールデンウィーク)と呼ぶのも納得だ。それだけでなく、
ますます多くの人が、活動範囲をさらに広げようとしている。以前は、あまりにも現実離れしていて想像すらで
きなかった海外旅行を、今では多くの人が楽しんでいる。海外の観光客としてこのゴールデンウィークを避け、旅行
計画を作る。
2009年のゴールデンウィーク
1月25日〜31日
10月1日〜7日
◆オフィスアワー (一般的営業時間)
政府/08:00-12:00 14:30-17:30(月-金)
銀行/9:00-17:30(月-金)
商店/09:00-21:00(毎日) *地域によって異なる。
◆電話 公衆電話:カード式、コイン式の電話を使用するか、または「公用電話」や「電話亭」の看板の出た雑
貨店などでかけて後払いする方法がある。市内通話は3分間で約1元。
日本への国際電話 国際電話識別番号+日本国番号81+頭の0を除いた市外局番+相手先電話番号
例:東京03-8888-8888へかける場合:00-81-3-8888-8888(市外局番の最初の0を外す)
日本から昆明への国際電話 国際電話識別番号+中国国番号86+頭の0を除いた市外局番+相手先電話番号
例:昆明0871-64126348へかける場合:00-86-871-64126348(市外局番の最初の0を外す)
◆日本宛郵便 はがき:4.2元
封書:5.4元(10gまで) 6.4元(20gまで) 約3日-2週間で届く。
◆電圧・周波数 220V 50Hz
◆度量衡 メートル法が一般的。重さは中国独自の市用制(1斤=0.5kg)もよく使われるが、昆明市ではキログラムを使われる
七、駐中国日本大使館・公館
●中華人民共和国日本大使館 Embassy of Japan
北京市建国門外日壇路7号
TEL:010-6532-2361 FAX:010-6532-4625
http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm
●重慶日本総領事館 Consulate-General of Japan
重慶市渝中区民生路283号 重慶賓館商務大厦14F
TEL:023-6373-3585 FAX:023-6373-3589
http://www.chongqing.cn.emb-japan.go.jp/
●広州日本総領事館 Consulate-General of Japan
広州市環市東路368号花園大厦
TEL:020-8334-3009, 8334-3090(領事・査証班) FAX:020-8333-8972
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/
●上海日本総領事館 Consulate-General of Japan
上海市万山路8号
TEL:021-6278-0788 FAX:021-6278-8988
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/
●瀋陽日本総領事館 Consulate-General of Japan
遼寧省瀋陽市和平区十四緯路50号
TEL:024-2322-7490 FAX:024-2322-2394
http://www.shengyang.cn.emb-japan.go.jp/jp/index.htm
●大連出張日本駐在 Branch Office in Dalian,
Consulate-General of Japan at Shenyang
遼寧省大連市西崗区中山路147号森茂大厦3階
TEL:0411-462-5606, 5607, 5609 FAX:0411-462-5626
http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/
●在香港総領事館
Hong Kong Consulate-General of Japan
46th & 47th Floors, One Exchange Square, 8 Connaught Place,
Central, Hong Kong
香港中環康楽廣場8號交易廣場第一座46樓及47樓
Tel: (852) 25221184 Fax: (852) 28680156
http://www.hk.emb-japan.go.jp/index_j.html
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