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元陽棚田撮影旅行

天空の棚田稲作文化を体験してみよう 


元陽棚田 雲南省南部の地域は、棚田の多いところとして知られている。元陽県、元江県、緑春県、金平県などが代表的なところだ。元陽県の新街(旧県城)は昆明から303キロ離れ、新築道路より車で6時間かかる。元陽県は総面積は150平方キロ、人口35万、ハニ族、イ族、ミャオ族、タイ族などの少数民族が住み、主に、棚田で米を作っている。海抜が1400m〜2000mで、霧と雨が多く、稲作には適していて、唐の時代から、棚田が有名なところだった。元陽県の棚田の総面積は12万haある。ちなみに、日本の総棚田面積は、22万haだから、この元陽県だけで、日本の棚田面積の半分以上が集中していることになる。
元陽棚田
高山にある6.4万haの森林は県全体に生活用水と農業用水を提供し、4,653本の用水路は棚田を潤す。これが眺めとしても美しい元陽ハニ族の棚田の特徴だ。ハニ族は哀牢山の大自然とが相互に融和し、輝かしい「棚田稲作文化」を育んだ。元陽の棚田は世界の奇跡と言えるまでに壮観で、「ハニ族の雲の梯子」の美称でも呼ばれている。彼らのそれには他に優れた4つの特徴がある。一は、面積の広大さだろう。大小様々な形状のそれぞれ異なる棚田が連綿とつづく。このような壮観な風景は元陽でしか見られない。二は、築かれた土地の険しさである。12°‐75°の斜面に棚田を作り。このような棚田は世界でもまれである。三は、段数が多く、5000階もある棚田がある。四は、標高だ。棚田は谷間から海抜2000mの山上に伸びている。山の頂上から麓までびっしりと占めるその姿はまさに圧巻である。

現在、世界遺産の登録を申請しており、認可がおりれば今後注目される観光地となることは間違いない。登録申請予定の棚田は、主なところは3ケ所ある元陽棚田

1. 壩達観光エリア:
箐口、全福庄、麻栗寨など区域
2. 老虎嘴観光エリア:阿猛控、保山寨など区域
3. 多依树観光エリア:多依树、愛春、大瓦遮など区域
そのなかの最大級の「猛品棚田」は1133haあり、なんと段数が5000段にものぼる。ちなみに、また、日本と比較すると、「日本棚田百選」に認定された棚田の平均は約12ha、最大でも岡山県久米南町北庄の88haだから、その規模の大きさがわかるだろう。

元陽の主な7の少数民族は地形標高より住んでいる特徴がある。
タイ族:海抜144m〜600mの熱帯谷地に居住している
チワン族:海抜600m〜1000mの峡谷に居住している
イ族:海抜1000m〜1400mの山地に居住している
ハニ族:海抜1400m〜2000mの山地に居住する
ミャオ族、ヤオ族:海抜2000m以上の高山地に居住している

ハニ族、イ族、漢族、タイ族、ミャオ族、ヤオ族、チワン族などが華やかな民族衣装を身に着けマーケットは必見!
元陽の主なマーケットは 老猛 新街 攀枝花
黄茅嶺である。

元陽棚田写真集

大地の彫刻-呉亜民
中国雲南元陽棚田-安威勝弘2006/02
中国雲南元陽棚田-安威勝弘/2005/02
中国雲南元陽棚田-安威勝弘2004/02
元陽棚田-田中視朗2005
元陽棚田-田中視朗2004
元陽棚田写真集-馬理文

老猛マーケット
新街マーケット
攀枝花マーケット
黄茅嶺マーケット
元陽棚田2004年写真