一、出発前に
観光査証必要。一般的な滞在可能日数は30日。査証申請には一般的に中国からの公電か招聘状が必
要。 旅券の残存有効期間は、通常、申請時に6ヶ月以上必要。
二、出入国手続き
準備の段階:
●パスポートの申請
●ビザの申請。中国のビザにはいろいろな種類があるが、2003年9月1日から日本国籍保有者が中国へ渡航する際、
15日以内であればビザ取得が免除される。「ノービザ」措置が開始された。長期間滞在したい人は、2−3ヶ月有
効の訪問ビザ(Fビザ)かマルチプルビザを取得しよう。
●現在、中国観光ビザは個人申請することができないため、旅行会社に手続きを依頼するのが一般的。一次
渡航の観光ビザで7000−1万円が相場で、航空券などと一緒に申し込むと安くなることが多い。必要なもの
は、パスポートと3cm×4cmの証明写真、ビザ申請書でパスポートは6ヵ月以上の有効期限が必要。原則
的にビザは申請してから10日で取得できるので、これに旅行会社とのやり取りの時間を加えたものが、実際
の必要時間となる
●航空券(その他の場クレジットカード合はチケット)の購入
●出発前日の夜、パスポートを再確認しよう。旅行中に中国国内線に乗る場合も、パスポートと航空券は託
送のスーツケースに入れないように気をつけること。
また、パスポートの最初の見開きページをコピーして別に携帯しよう。現地で万一、パスポートを紛失した
場合は必要となる。
●空港へ
荷物の重量はエコノミークラスは20kg、ビジネスクラスは30kgです。
三、予防接種
コレラは不要。黄熱病は、汚染地域に滞在または通過後6日以内に入国する場合、予防接種要(トランジット
客も含む)。マラリアは予防薬の服用が望ましい。
四、携帯品リスト
個人差、男女差、旅行日数、旅行地域、気候によって当然異なるが参考までに紹介する。
パスポート、航空券、クレジットカード、旅行日程表、メモ帳、常備薬(酔い止め、下痢止め、胃腸薬、整腸薬、
痒み止め、絆創膏など)ティッシュペーパー、靴みがき、ハンカチ、着替え、帽子、嗜好品(日本茶、のど飴な
ど)、サングラス、雨具、カメラ、フィルム、電池、電卓、水筒、懐中電灯、リュックサック、化粧品など。
人によるが、うがい薬、ビタミン剤、サンダル、耳かき、各種クリーム、予備用メガネ、虫除けスプレーなども挙げ
られる。また 五つ星ホテルには通常、プールがついているので泳ぎたい方は水着を。
五、安全な旅をする為のアドバイス
1.安全な旅行をする為のアドバイス
●在中国の日本大使館または領事館の連絡先を確認しておく。
●日本外務省発信の「海外安全情報」をあらかじめ確認しておく。
●写真撮影は、禁止区域はもとより、空港等でも確認が必要。
●地域によっては、派手な服装や肌を多く露出した服装は避ける。
●夜間はもちろんのこと、日中でもひとり歩きは避ける。
●部屋の鍵は在室中も必ずかけると共に、ドアを開ける場合は必ず相手を確認してから開けること。
●空港やホテルでの待ち時間や下車観光において、ひとり離れた行動は避ける。
2.詳細情報の案内
●海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp/
●日本外務省 領事サービスセンター(海外安全担当) TEL: 03-5501-8162(直通)
●成田空港(第1・第2ターミナルビル)の出発ロビー及び関西空港の国際線出発ロビー及び名古屋空港(国
際線旅客ターミナルビル)の出発ロビーと日本外務省海外安全相談センターに「海外安全情報タッチビジョ
ン」が設置されている。
|